川口マラソンのハーフ(約21km)の部に出場、危ないおじさんになってしまう
12月7日日曜日、昨年に続いて地元川口で開催された「川口マラソン大会」に出場した。今年はハーフ(約21km)の男子40歳以上の種目にエントリー。レースへの出場はこれで3度目だが、前2回は10kmだったので、ハーフへの出場は生まれて初めてである。今年4月に吉川なまずの里マラソンに出場した後、毎月200kmから250km走ってきた。いよいよその成果を試すときが来たわけですね。
さて、結果は? それを書く前に、今日の模様を振り返りたいと思います。
6:30 起床。顔を洗い、全身のストレッチをする。何となくだるい。このところ目が回るくらい忙しくて、疲れがたまっているせいだろう。
8:00 青木町公園総合運動場で受け付けをすませ、軽い朝食を食べて出走を待つ。広い公園内は出場する選手たちやその家族でごった返し、立錐の余地もない印象である。
9:35 いよいよ出走。陸上競技場のトラックをほぼ1周走ってからロードに出るのだが、周囲はけっこうペースが速い。「焦るな。レースでハーフを走るのは初めてなのだ。前半は抑えて、後半、体調と相談しながらペースを上げていこう」。そう自分に言い聞かせながら、周りにあおられないようにマイペースで走る。
30分ほど走っているうちに体が温まりだし、足の運びが軽やかになっていく。10kmを過ぎたあたりで少しペースを上げ、失速してしまった人たちを抜いていく。何だか気持ちがよくて、笑みが自然にこぼれてくる。ランニングハイですね。10kmのレースよりずっと楽しい気がする。10kmのレースではひたすら追い込んで走ってしまうので、気持ちいいどころかけっこうしんどいのだ。
そのままのペースを保って、ニコニコしながらゴール(はた目には不気味だったと思う)。タイムは1時間49分で、799人中339位。平々凡々の最たるような結果だけれど、余力を残してのゴールだったのでまずまずかなと思う。それに忙しくて疲れ気味だったですしね(先々週から今週にかけて、会社の仕事をせっせとこなしながら複数の講演とトークセッション、ラジオへの出演、小説の取材、諸々の執筆などを行い、おまけにピアノを人前で弾くことになってしまったので、ショパンの夜想曲などを必死に練習していたのだ)。来年4月に出場する予定の吉川なまずの里マラソンでは前半もう少しペースを上げ、最後の2kmでラストスパートをかけて、1時間30分台を狙ってみようと決意する。
正午、軽いジョギングをしながら帰宅。ドアを開けた瞬間、妻がギャハハハと笑い出した。鏡を見ると顔が塩で真っ白。おまけに鼻水も垂れていて、見るからに危ないおじさんという感じである。